投稿

2月, 2022の投稿を表示しています

三月・四月の予定

  三月・四月の予定についてお知らせします。 今月は21日に福井での二回目の公開講話を予定しております。 未会員の方でも参加できます。 金沢からも参加募集しますので、行かれる方はご一緒しましょう。 親子稽古会となりそうですが、おひとり様でもご参加いただけます。 毎年、冬の時期は大雪のため、止む無く稽古会をキャンセルする場合がございます。 卯辰山は平地と比べて10~20㎝ほど積雪が多いためです。 登録会員の方は、そのようなこともあり一月内に登録会費分をどうしても消化できなかった場合、特例として翌月に個人教授として持ち越しにできます。 また降雪の間、操法の予約等は個別②~(午後)をお勧めします。 卯辰山はバスルート50番「豊国神社」行や「千寿鶴」ルート始発が10時以降なため、それに合わせて除雪車が通るので卯辰山本道は往来できます。 蓮如堂前の駐車場は雪で覆われるため使えません。 上の夘辰茶寮前の駐車場か菖蒲園駐車場をご利用ください。 月の終わりの稽古会は大掃除ですので、参加できる方はなるべくお願いいたします。 ・金沢稽古場の三月の公開講話は23日になります。未会員の方でも参加できます。 ・次に参加できる京都公開講話は5月期になります。  身体教育研究所の活動、身体に関する思想、技法が学べます。  未会員の方でも参加できますので興味のある方はご一報ください。 ・定例稽古会・個人教授会・個別指導は未会員の方でも初回に限り見学は可能ですが、二回目以降の参加は整体協会入会の必要がございます。  会員の皆様には、毎月、機関紙「月刊全生」が郵送されます。 詳しくは楽縁堂にお越しの際お尋ねください。  初心者の方は要予約となりますのでブログ内メールフォームにて、 1、お名前 2、連絡先 3、参加動機 を添えてご送信下さい。 最新版のスケジュールは予約・稽古日程欄を。 稽古種目・内容については動法稽古会欄をご参考ください。 日程が変更される場合がありますので、こまめにご確認ください。 

告知 第八回 石川合同稽古会

日程に誤りがあったので修正しました。 四月三日㈯ →  四月二日㈯ 四月四日㈰ →  四月三日㈰ の誤りでした。   第八回石川合同稽古会の予定についてお知らせします。 今回は両日ともに金沢稽古場での開催となります。 今回は武蔵小金井稽古場の久保 朋子講師を迎えて「女動法」や「運針」を稽古してもらおうかと考えております。 まだ桜の時期には少し早いかもしれませんが、春の卯辰山はとても綺麗で金沢稽古場の窓から見える桜はとても見事で風に吹かれて花弁が庭に舞い込み、それはとても綺麗な光景が目の前に広がります。 今回、稽古場でも宿泊可能となっており、坂を下れば風情ある東茶屋街があるのでお食事処にも困りません。 皆様、お愉しみに。 ・日時  四月二日㈯  13時~16時  稽古Ⅰ  公開講話(遠藤)            17時~20時  稽古Ⅱ  女動法 (久保)        四月三日㈰  10時~13時  稽古Ⅲ  動法基礎 (遠藤)            14時~17時  稽古Ⅳ  運針  (久保) 時間割は多少変更になるかもしれません。 ・アクセス  石川県金沢市子来町55-16、27 金沢稽古場 好来庵 ・会費  一日  五千円 ・宿泊      千八百円(朝食なし・暖房費込) ・申し込み方法   参加希望者は三月二十日までにメールまたは申込み書に必要事項をご記入の上、お申込みください。 氏名、ご連絡先、希望参加日、宿泊希望等。 以上、よろしくお願いします。

before after vol.56 大惨事

イメージ
 今日も引き続き燃焼実験を行う。 ロケットボイラーは薪ストーブと違って火力調整が難しい。 従って薪のくべ方や着火の仕方、空気の流入の取り方まで全く違うようだ。 まだ勝手が慣れない。 水温は40度~60度までを維持したいところだが、焚口から空気をどんどん吸い込んで火力が横引きになるくらい強力なので、あっという間に室内負圧が下がり寒く感じる。 理想の家の性能は高断熱・低気密といったところだが、古い家なので低気密に無断熱。 調子に乗って廃材をガンガン燃やしていたらあっという間に水温は80度近く。 ちょっとやばいかな~と圧力計とにらめっこしてポンプにつないだホースを触ると熱で膨張しとる。。。 ポンプからヘッダーに送るホースはシリコンチューブだったので膨張もなく問題なさそうだが、ボイラーとポンプをつないだ燃料ホース(車のラジエータやオイルに使われるホース)が膨張気味。 やばいな、と思ったとたんホースが裂けて熱湯をしこたま浴びる。 不思議と火傷にはならなかった。 あわてて安全弁を開放し、床につないだバルブを閉めて、水浸しになった炉台にバスタオルを引きつめ、給水側を開放してボイラー内に冷水を入れて温度を下げる。 しかし焚口に入れた廃材はごうごうと燃えているので、端によせて火が横引きにならないように調整してボイラー側に火が回らないようにして、大きい廃材はバケツに突っ込み無理やり鎮火。 窓を全開放して充満した煙を外にだし、 押し上げられた熱湯をバケツにつないで、一人バケツリレー。 ってなことやっている間に次の操法の予約の方が来られる。 ちょおっとまっててくださいと。 四往復もするとボイラー内の温度は急速下がり40度で一安心。 履いてた足袋はびしょびしょ。 着替えて談笑し、操法をしてやっとこさ落ち着く。 とりあえず今日の予約をすべてこなしてから後始末することにした。 ホースの代わりにフレキパイプで代用することにして、安全弁につないだホースもフレキにしようとして外したらかみ合わない。 どうも系統の違うネジが突っ込んであったらしくネジ山がきれてしまったらしい。 どうにもこうにもならないので安全弁を無理やり外して交換することにした。 掃除をしてホームセンターに部材を買いに行ったら売ってない。 結局三軒回ってやっと手に入る。 とりあえず部材は全部そろったのでなおすのは明日にしてくたくたになって

告知 第二回福井善性寺 公開講話

 3月21日(月)に福井越前 善性寺にて2回目の「身体の真実を探る会」を行います。公開講話も兼ねていますので未会員の方でもご参加いただけます。 詳細情報等は随時ブログや稽古会にてご報告させていただきます。 まだ講話内容は未定ですが、春休みということもあるので「親子での動法講座」を行なっても面白そうですね。 金沢から参加したい方も募集します。 また近々発表致します。

before after vol.55 燃焼実験

イメージ
 配管も通水テストも終わった事だし燃焼実験スタート。 上の炊き出し口から廃材を詰め込み、下の通気口を開放して新聞紙一枚詰め込んで火をつけると、ゴーッと言う爆音と共に火が勢い良く着火して炎が吸い込まれていく。 さすがロケットボイラー!! あまりの音の大きさに少しビビるくらいだ。 ものの数分で最初の廃材は燃え尽きるのでまた上から押し込んでいく。 燃焼実験は成功といえるが肝心の床暖はどうだろう?? 両和室共に一度!!寒すぎ!!ほぼ外やん!!と独り突っ込みが虚しい。 着火して直後の水温はまだ20度。 着火して一時間後くらい。 ちょっとずつ上がってきてはいる。 水温は40度〜60度くらい。 思ったよりは上がらない。 ゴーッと言う爆音は続いて炊き出し口周りは300度近く。かなり温かい。 結局この日は水温は60度〜70度くらいをキープして3時間くらい運転してみたが、和室床は10度位まで上がったが、ほんのり温かい気がするくらい。 期待してたよりは暖かくない。 なんでや?とよく見ると排水管が熱で膨らんで暴れだしとる。ルートに収まりきらず畳を押し上げ空気の隙間が生まれていたので、どうやらそこに熱回収されてしまっているらしい。ただ温水管自体は暖かく55度くらいだったので、床暖は半分成功、半分失敗という感じ。 これでボイラーを1日稼働させればまだ暖かくなる可能性はなきにしもあらず。 ポンプ回りに空気溜まりができやすいのでそれを水流で空気抜き弁まで追いやるのにまだまだ循環と時間が必要なようだ。 あと床のレベルだしが取れていないので隙間が生まれやすいのも原因かも。 とりあえず今年はこれで運転してみて改善点を探して来年改良することにしよう。 隙間を生まないために断熱材の間に根太を増やすか考えなきゃいけないが、とりあえず暴れだした温水管の応急処置が早急だ。 そこの畳をめくってルートを暴れだしたぶん削って増やしてモルタルで埋めて固定する作戦で行こうと思う。 また仕事が増えた。 だが温水管システム自体は成功と言えるので、これから廊下、応接間、事務室台所、トイレと更衣室と一つずつ分岐させて回路を増やして行こう。 システムで作ったヘッダーは7分岐まで増やせるし、一回路の温水管は80メートルまで可能なはず。 ボイラーの容量は100リッター以上の容量だし、今回使った循環ポンプは水槽用のものだが水族館でも使って

before after vol.54  配管完了と通水テスト

イメージ
 味噌作りから遅れて一週間。 やっと配管が完了し、通水テストまで完了。 大分苦戦した。 一つ一つの部材がねじ込み式なので、そこに水漏れしないようにシールテープなるものをぐるぐる巻いて配管完了。 ボイラーに水を入れて水流計測機も取り付け、大体100リッター近く水を入れる。 この蛇口に水量計を取り付ける。 減圧弁を取り付け忘れ一旦水を抜いて配管し直し。 水道水の水圧のままだとボイラー本体がつぶれてしまうのだ。 分岐ヘッタ―のサドルを取り付けようと煉瓦壁にハンマードリルを用いたがまったく穴が開かない。仕方がないので余っている廃材を加工して石壁用の接着材で煉瓦壁に貼り付け、一日乾かして上から軽天材をビスで固定。何とかなりそうだ。 分岐からはフレキパイプを用いて床だし材につなぐ。 途中、圧力計もつけて水圧が強くなり過ぎないようにここで管理する。 沸騰すると水圧(mpA)が強くなるので管内沸騰を防ぐため、こういうものや空気弁を用いる。 上のバルブはお湯の戻りでここからまたボイラー内に入って水が循環する。 下の分岐はメンテナンス用に排水ドレンに導くよう。 と、いってもバケツに突っ込んであるだけで後々排水口を設けなければならない。 減圧弁をつける前の水もここからバケツに誘導して六往復位したかな。 膨張タンクまで水を入れ、横の空気弁で空気を抜き、水の流れを良くする。 さあ、通水テスト開始!!と黒いチューブに繋がったポンプを作動しようとしたら、分岐ヘッターのバルブから水がぽたぽた、ボタボタ垂れている。 排水ドレンからも垂れている。 まじかーーーーーーーーーーーーーーーーー!!とバルブを全てオフにして排水バルブから一旦っ水をぬく。またまたバケツリレーで今度は8往復。 なんで水漏れしたか調べてみると、どうも同じネジ式でもRねじとGネジとあるらしく、 一つは先細りで一つは平行ネジらしい。それぞれどうししかかみ合わないらしく、無理に合わせても壊れるか機能しないし、それに水漏れの処理の仕方も違うらしく、平行ネジ(gねじ)はフレキ菅等の接続はパッキンを,対してテーパねじ(Rねじ)は先細りになっていて、こちらにシールテープを巻くんだとか。この二つとも同じ売り場に売っているし、口径も寸法も表記さえも同じなので素人は絶対に間違うらしい。 ややこしい。全然知らんかった。 しかも給湯機やトイレの配管でも部材

動法味噌作り講座終了

イメージ
 動法味噌作り講座と銘打ったが動法にもなんにもならんかった。 だけどみんなで稽古着を着て和になって味噌を踏む姿は、およそ古来そうだったであろう、というなんとも言えない懐かしさと愉しさが同居する空間になったと思う。 また一つ、共生の形が見えてきた。 僕は稽古場をそのようにとらえている。 ただ、身体を整体を勉強する場でもなく、人間の生存のかたちを身体を通してそこにいるみんなで学ぶ共有する場、であるから生活の中の様々な型や共同体を結ぶ根幹の感覚の共有、みた いなものがどんどんとあぶりだされて共有されていく。 稽古場とはそんな場所。 だから結果として皆、我のままで訪れ我々になって還っていく。 そういうことを考える一つの経験にはなったんじゃなかろうか。 今回、味噌作り講師に来てくれたあみさんは醸し人。 色々な麹を扱い、漬物や味噌なんかを販売している。インスタも始めたらしいので、どういったものを扱っているかがわかると思います。 なかなかおもしろかった。 また来年もやりましょう。

before after vol.53 配管部品色々

イメージ
 やっとこさすこしずつ配管の為の部品が届く。 僕が自作でセントラルヒーティングなる暖房設備を作り出して、色々な配管部品を勉強していったみたいだが、この暖房設備が主流なのは新潟から北、主に北海道なので 部品を揃えようとすると細かいものはホームセンターで手に入るものの少し大型になると 作っている会社はほぼ北海道とか雪国のメーカーから取り寄せることになる。 地元でも探せばあるのかもしれないが、設備屋さんでもこのセントラルヒーティングの配管やったことある人はあんまりいないんじゃないかな。 施工するにしても新潟から上のメーカーさんから来たりとか。 そんな感じじゃないかね。知らんけど。 これは膨張タンク。ここにも水を入れておけば温水が沸騰して蒸気になってもここから給水させて管内沸騰を防げる。 これは減圧弁。水道水から直接給水するとボイラータンクが壊れるので一旦水道圧を減圧して給水するための装置。 これは安全弁。タンクが満水の時ここから排水できる装置。 ついでにメインで使用する循環ポンプ。 配線が裸のままおくられてきたので、銅線を買い足しコンセントプラグを取り付け中間にスイッチを取り付けてみた。 あとは本体メインには空気抜き弁に温圧弁、に各バルブ。 圧力計をかまして床下配管のヘッダーにかませば配管は終了だ。 頭の中ではやることはまとまっているが、部品が届かないので実にやきもきする状態が続いている。 うー、はよ終わらしたい。

before after vol.52 天井に断熱材施工

イメージ
 気が付いたら2月も半ばでなかなか更新が遅れていた。 あとはボイラーとヘッダーを配管するだけで、味噌作りに間に合わせたかったのになかなか設計図が上がってこない。 どうやら頂もののボイラーは給湯専用のボイラーらしく、僕みたいに床暖房の温水循環に使用することは初めての事らしく、そうなると水圧や沸騰しての蒸気の逃げや排水構造など色々な問題が出てくるらしく、取り付ける設備も増えてくる。 というわけでこちらも一から勉強していくと、ボイラー技能技師なる職業があるらしく、 そこら辺の勉強をすることになるらしい。 まあ、そこら辺の勉強をしっかりして配管構造を学んでいる最中なわけだが、 余っているグラスウールも何とかしたかったし、せっかく天井ぶちぬいちゃったので 天井材にして貼り付けることにした。 ↑これは裏表を間違えたので張り直し お蔭で天井裏の構造がよくわかった。 ↑張りなおした。 これであとは一旦、天井はふさいで 次なるアイデア、アルミダクトを施工できるように一部開けておくことにする。 アルミダクトで何をするかボイラーが始動してから計画を練り直すこととなる。 早く終わらせたいな。