日日是好日
映画を見てきた。 見てきたものは会員さんたちの間でも話題になっていた「日日是好日」。 大学生女子がお茶を習い始め、その世界にひかれていく様子を淡々と綴った映画で、 樹木希林さんの遺作となった作品である。 映画の内容は自分の経験と重なることが多く、語りすぎず、かといって寡黙過ぎない作品であった。教える側と教わる側での視点を行き来しながら見ていることが面白く、 主人公が自分の日常からお茶の稽古を通して色々と気づいていく、成長していく様子が特に自分が整体の稽古を(内観)を通して学んできたことに深く共感できた。 いい映画であった。 気づけばもう二時間も経っていたのか?というくらいあっという間であった。 何人もの方からこの映画の評判を聞き、ちょうどこの間も整体の指導者にはお茶は必須であると、話に上ったところであったのですごくタイムリー。 整体はD先生だから、武術はS先生だったからご縁を頂けたわけだが、お茶はまだ縁結ばずといったところだろうか。以前から興味はあるがなかなかピンとこなかった。 しかし、子供たちが小さいうちしかできないだろうし、新居も落ち着いてきたから少し本格的にお茶の師を探そうかと思っている。 まあ、こういうのも縁が結ばれればの話なのだが、金沢には色々な流派の茶会も随時あるらしいので、いろいろ覗いていってみよう。 お茶をやれば私のすぐ怒る性格も変わる気がする。 佳き縁が結ばれることを願って動いてみることにしよう。