before after vol.54  配管完了と通水テスト

 味噌作りから遅れて一週間。

やっと配管が完了し、通水テストまで完了。

大分苦戦した。

一つ一つの部材がねじ込み式なので、そこに水漏れしないようにシールテープなるものをぐるぐる巻いて配管完了。

ボイラーに水を入れて水流計測機も取り付け、大体100リッター近く水を入れる。


この蛇口に水量計を取り付ける。

減圧弁を取り付け忘れ一旦水を抜いて配管し直し。

水道水の水圧のままだとボイラー本体がつぶれてしまうのだ。


分岐ヘッタ―のサドルを取り付けようと煉瓦壁にハンマードリルを用いたがまったく穴が開かない。仕方がないので余っている廃材を加工して石壁用の接着材で煉瓦壁に貼り付け、一日乾かして上から軽天材をビスで固定。何とかなりそうだ。


分岐からはフレキパイプを用いて床だし材につなぐ。
途中、圧力計もつけて水圧が強くなり過ぎないようにここで管理する。
沸騰すると水圧(mpA)が強くなるので管内沸騰を防ぐため、こういうものや空気弁を用いる。


上のバルブはお湯の戻りでここからまたボイラー内に入って水が循環する。
下の分岐はメンテナンス用に排水ドレンに導くよう。
と、いってもバケツに突っ込んであるだけで後々排水口を設けなければならない。
減圧弁をつける前の水もここからバケツに誘導して六往復位したかな。


膨張タンクまで水を入れ、横の空気弁で空気を抜き、水の流れを良くする。


さあ、通水テスト開始!!と黒いチューブに繋がったポンプを作動しようとしたら、分岐ヘッターのバルブから水がぽたぽた、ボタボタ垂れている。
排水ドレンからも垂れている。

まじかーーーーーーーーーーーーーーーーー!!とバルブを全てオフにして排水バルブから一旦っ水をぬく。またまたバケツリレーで今度は8往復。

なんで水漏れしたか調べてみると、どうも同じネジ式でもRねじとGネジとあるらしく、
一つは先細りで一つは平行ネジらしい。それぞれどうししかかみ合わないらしく、無理に合わせても壊れるか機能しないし、それに水漏れの処理の仕方も違うらしく、平行ネジ(gねじ)はフレキ菅等の接続はパッキンを,対してテーパねじ(Rねじ)は先細りになっていて、こちらにシールテープを巻くんだとか。この二つとも同じ売り場に売っているし、口径も寸法も表記さえも同じなので素人は絶対に間違うらしい。

ややこしい。全然知らんかった。
しかも給湯機やトイレの配管でも部材や後処理の仕方が全く違うらしい。

それにシールテープも時計回りにまかないと意味がないらしいし、一旦すべて配管しなおすことにする。失敗してはの繰り返し。
ここまでで計三回ほど満水にしては水を捨てている。

なんか、めげそうになってきたが、原因が分かったのできちんとやり直すことにした。

そして満水になったのでしばらく20分ほど見てみたが水漏れなし。
よし、通水テスト開始でポンプ始動。
空気弁が働き順調に空気がブシューッと抜けている。




このポンプすごい静穏。ぜんぜん静か。

結局一時間ほど稼働させてみたが水漏れの心配はなさそうだ。

ここまでくれば明日は燃焼実験開始だ。

はたして床はあたたまるのだろうか?














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