before after vol.55 燃焼実験

 配管も通水テストも終わった事だし燃焼実験スタート。



上の炊き出し口から廃材を詰め込み、下の通気口を開放して新聞紙一枚詰め込んで火をつけると、ゴーッと言う爆音と共に火が勢い良く着火して炎が吸い込まれていく。
さすがロケットボイラー!!

あまりの音の大きさに少しビビるくらいだ。

ものの数分で最初の廃材は燃え尽きるのでまた上から押し込んでいく。

燃焼実験は成功といえるが肝心の床暖はどうだろう??



両和室共に一度!!寒すぎ!!ほぼ外やん!!と独り突っ込みが虚しい。


着火して直後の水温はまだ20度。



着火して一時間後くらい。
ちょっとずつ上がってきてはいる。



水温は40度〜60度くらい。
思ったよりは上がらない。


ゴーッと言う爆音は続いて炊き出し口周りは300度近く。かなり温かい。


結局この日は水温は60度〜70度くらいをキープして3時間くらい運転してみたが、和室床は10度位まで上がったが、ほんのり温かい気がするくらい。

期待してたよりは暖かくない。

なんでや?とよく見ると排水管が熱で膨らんで暴れだしとる。ルートに収まりきらず畳を押し上げ空気の隙間が生まれていたので、どうやらそこに熱回収されてしまっているらしい。ただ温水管自体は暖かく55度くらいだったので、床暖は半分成功、半分失敗という感じ。

これでボイラーを1日稼働させればまだ暖かくなる可能性はなきにしもあらず。

ポンプ回りに空気溜まりができやすいのでそれを水流で空気抜き弁まで追いやるのにまだまだ循環と時間が必要なようだ。

あと床のレベルだしが取れていないので隙間が生まれやすいのも原因かも。

とりあえず今年はこれで運転してみて改善点を探して来年改良することにしよう。

隙間を生まないために断熱材の間に根太を増やすか考えなきゃいけないが、とりあえず暴れだした温水管の応急処置が早急だ。

そこの畳をめくってルートを暴れだしたぶん削って増やしてモルタルで埋めて固定する作戦で行こうと思う。

また仕事が増えた。

だが温水管システム自体は成功と言えるので、これから廊下、応接間、事務室台所、トイレと更衣室と一つずつ分岐させて回路を増やして行こう。

システムで作ったヘッダーは7分岐まで増やせるし、一回路の温水管は80メートルまで可能なはず。

ボイラーの容量は100リッター以上の容量だし、今回使った循環ポンプは水槽用のものだが水族館でも使っているしろものなので揚高3.4mとあるからパワーは充分なはず。

トイレと更衣室はひとまとめにして銅管を使ってみたい。

煙突の放熱も大体150度台をキーブしていたので熱を電気に変えて動くストーブファンを取り付け、天井裏からアルミダクトで各部屋につけて送風すれば、全室ファンヒーター化も望めそうだ。

またまだ修繕は終わりそうにない。

ま、気長にゆっくりやろう。











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