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5月, 2021の投稿を表示しています

六月・七月の予定

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 6 月・7月の予定についてお知らせします。 シャクヤクの花が咲きました。和花にしては派手ですがこの梅雨の緑の綺麗な季節ですから美しいですね。 さて、5月は今までの苦労が報われるようなひと月でした。 種は撒かれていた。花は咲く。そんなことを思わされる出来事が多々あったのでした。 すぐには結果は出ないが、必ず報われる。 それというのも「大丈夫」を稽古していたからかもしれません。 さて、六月もまた日々の気づき~得た事を稽古に落とし込んでいきます。 基本に立ち返って動法をしましょう。 登録会員の方で登録会費分を消化できなかった方が何名かいらっしゃいます。 一コマ分余っているので、5月中に個別教授か操法に来られれば良いですが難しいのであれば、6月中になにか致します。 八月・十二月の合同稽古会についても内容・日程が決まってきましたので、またお知らせいたします。 ・次に参加できる京都公開講話は9月期になります。 身体教育研究所の活動、身体に関する思想、技法が学べます。 未会員の方でも参加できますので興味のある方はご一報ください。 ・定例稽古会は未会員の方でも初回に限り見学は可能ですが、二回目以降の参加は整体協会入会の必要がございます。  会員の皆様には、毎月、機関紙「月刊全生」が郵送されます。 詳しくは楽縁堂にお越しの際お尋ねください。  初心者の方は要予約となりますのでブログ内メールフォームにて、 1、お名前 2、連絡先 3、参加動機 を添えてご送信下さい。 最新版のスケジュールは 予約・稽古日程 欄を。 稽古種目・内容については 動法稽古会 欄をご参考ください。 日程が変更される場合がありますので、こまめにご確認ください。

before after vol.30 床下潜入その三 床束の増設

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 さて、やっと床束の増設に入れる。 午後から早く終わらせたかったが、なかなか帰らない人が多かったりして作業に入れない。 結局、作業に入れたのは三時前!! まあ、それだけ居心地が良いんでしょうね。この道場は。 今回、増設するところは8か所。床下見て回っていたら、ここにないのは変だな~というところが4か所あったので、床束を買い足して、残りの4か所は薪ストーブ設置予定のところに置くことにするがどうやって運ぶかを考え、台車を購入。 これで目的地まで運搬することにする。 それぞれの場所まで運ぶだけでもえらい重労働。 一つ10キロくらいありそう。台車がなかったら無理だな。 先ずは水平を見てどちらに傾いているかを調べ、その下に少し土を掘って、砂利を引いて床束を振りおろし転圧する。 この時に床板剥がせれば上から簡単に転圧できるが、なんせ床下。 この狭い空間の中でこの10キロくらいある代物を垂直に振り下ろすのは気が狂いそうになる。それにセメントで固めれれば一番ベストなんだが、床下作業でそんなことやってられないので、自分ができることをする。 なんとか水平をとれたので、後はプラ束を設置して細かい傾きは何か薄手のものを挟んで修正することにした。 これを計8か所行い、後は増設部分の防湿シートを張って今日の作業は終了。 用意していたプラ束の寸法が合わなかったので交換し、20mmピンもなくなったので買い足すことに。 ひょっとしたらもう二か所増やした方がいいかも知れない。 いやー今日もつかれましたな。 しかし、終りが見えてきた。 何とか京都行く前に終われそうだ。 巨大水槽を置くときの床下の補強の仕方がユーチューブに上がっていたのでそれを見て今後のプランを練ることにしよう。 ここまでくればあとは断熱材。6月はその作業に集中することにしよう。 梅雨の間でなんとか竹炭を入れるところまで終わりたいもんだ。 追記 色々紆余曲折あってやっとこさプラ束を固定。計八か所。 その前に和室の炉下に台座と炉が割れていたのでそれを掃除。 L字型の台座が二つあったがこれがめちゃくちゃ重い!! コロコロ転がして台車に載せて入口まで運ぶ。 あとから使うかもしれないので庭先に転がしておくことにした。 ほんとは床上に水平気器を置いて二人でやった方がいいんだが、一人でやるとこんな感じ。 まあ、なんとか様になった。 とりあえずこれで断

before after vol.29 床下潜入その二 防湿シート張り

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 今回は床下全面に防湿シートを張ることにする。 午前中で操法の予約を終えたので、子供のお迎えの時間までは床下作業をすることにした。 以前、茶室床下で使用した業務用の透明防湿シートが余ったいたのでそれを使うことにした。 今日も畳&床下をはがしこちらから潜入。 梅雨入りしたので湿気が上がってくるかと思っていたが乾いている。 土壌の整地はしっかりやったあるようだし。雨樋の修繕も生きているのか水が浸入したようすはない。南縁側の床の傾きは大工の寸法ミスだということがわかる。 飾り棚下袋の床下から応接間床下をしあげようと、くるくるとロール巻の防湿シートを張っていたら、途中でなくなってしまった。ここまで一時間。 思ったよりはかどらない。 慣れないほふく前進と四足作業で身体はへろへろ。 ここで一旦切り上げて、防湿シートを買いに行くことにしてホームセンターに向かったが、厚みが足りない防湿シートばかりでどこにも売っていない。 大工の親方に電話して尋ねると、業務用の防湿シートだったらしく、売っているところを紹介してもらいゲット!! しかし、2m幅の50mものしかなかったので、のこぎりで切っていたが埒があかず、ホームセンターで丸鋸をレンタルしてぶった切ることにした。 これで幅1mものが二本できたので床下に潜入してコロコロころがし、 先ほどやった応接間から玄関廊下、トイレ・洗面所、脱衣室、そして台所・事務所と進んで張り終えた。あとはホームセンターで購入した長さ20mmの芝生を留めるピンで土間に固定。四足で金槌を振るのはなかなか力が入らないので、身体を目いっぱい縮めて居合座りのような形で打ち込むと力が入り打てるようになった。 ここまで二時間半。 思ったよりはかどらず和室二間と南縁側はまた次回に。 最後の方でやっと身体の使い方がわかってきて慣れてきた。 しかし、身体はもうすでに全身筋肉痛。 早く終わらせたいが床束の増設はなかなか骨が折れそうだ。 まだまだ終われそうにない。

before after vol.28 床下潜入

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 さあ、いよいよ床下に潜らなければならなくなった。 これがメインの工事になるであろうし、これが終われば今年の冬は大分快適さが増すであろう。しかし、なかなか本腰入れないとできない大仕事の始まりである。 まずはどこから進めればと、散々悩んだがとりあえず床下をみないことには始まらないので畳をめくってどこから潜れるか探してみた。 指導室の風炉の横にめくれるところがあったのでそこから床下に潜ることにした。 が狭くてなかなかきつい。こりゃあかん。 作戦を変えて続いて指導室②の畳をめくると、広範囲で杉板が載ってるだけのところがあったので、そこから剥がして潜ることに。 うん、なかなか行けそう。 床板剥がしは温水パネル施工の時に後回しして当分、ここから潜入して工事を進めることにする。 そうすれば工事着工の時だけ畳を剥がし、床板をめくれば仕事に支障はなさそう。 母屋床下は高さが50cm位あり、茶室床下より高いのでなんとか這いずり回れそう。 当分の間、もぐらならぬトカゲだ。 床下にこんなものを発見。テレビの分配器らしく撤去しようか考え中。 しゃがみながらのよちよち歩きはなかなかつかれる。 この日は指導室和室①②の床下だけ潜り基礎が浮いてないかを確認。 床下から見る限りは傾きは少なそう。 周りは布基礎だし、中が玉基礎になっているがどこも浮いてなくしっかりと束石に載っている。そんなに湿気も上がってきていない。大引きも根太も交換しなくてよさそうだ。 ためしに余っていたスポンジ状の養生シートを引きほふく前進してみる。 大丈夫そうだ。 さて、ここから前面に厚手の業務用透明防湿シートを引く。 そうすればどこでもほふく前進が可能になり、寝返りも打てるので床下から断熱材をはめこむ事が可能になる。 各部屋の根太の間の寸法を測り、断熱材を注文→施工。 その前にロケットストーブを置く床下の基礎を増設・補強 それから防湿シートの上に竹炭を引いていく。 どこかで床下点検口を作っておいて、貰ってきたもみ殻で燻炭をつくり常時、床下にまいていけば断熱と除湿効果で一挙両得だ。 大体の段取りはできている。 それからロケットストーブ設置→煙突設置となるが、この工程をまだ考え中。 とりあえず床下が終われば今年の冬までにのろのろと作業ができるので、温水パネルを作って施工の段階で和室指導室の床板をめくれば仕事に穴も開かないだろう。

告知 石川合同稽古会 vol.6

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 次の石川合同稽古会の詳細が決まりましたのでお知らせいたします。 日時は8月7日、8日の二日間の開催になりまして 場所は前回と同じく、金沢稽古場 好来庵と松任ふるさと館と場所を変えての開催になります。 三人目の講師の方は専科教授者の覚張 さんです。 今回の気韻の稽古は少し趣向を変えて行う予定ですのでお愉しみに。 金沢稽古場は4名様まで宿泊可能ですのでご希望の方はお早めにお願いいたします。 近場の東茶屋街にも多くのゲストハウスやホテルがありますのでご利用ください。 タイムスケジューや会費などの詳細は後日、順を追ってブログに載せていきたいと思います。 写真は大乗寺丘陵公園にて

before after vol.27  ライトアップ 茶室玄関と腰かけ

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 雨樋の修理で屋根に上ることになったので、ついでに茶室玄関と腰かけに照明をつけることにした。 電源はソーラーライト。 茶室玄関前。ここに「好来庵」の看板をかけるつもり。 その横の腰掛け。いまは物置と化しているが、綺麗にすればなかなか佳い茶飲みスポットに。 少しわかりづらいが、あの真ん中のがソーラーライト。 最近のソーラーライトは性能がいい。 昼間の日照時間で夜に輝く。 充分明るい。 ついでに数寄屋門の照明、庭の照明もすべてソーラーライトを使用。 灯篭の中に入れてライトアップしてみた。これは南側の灯篭 これは西側の灯篭。 庭の前景。なかなか雰囲気がよくなってきた。 もう少し照明を増やして陰影を愉しみたい。 池の中を照らしたり、メダカを飼ってる瓶の中でも面白そうだがメダカに迷惑かな? 最近じゃソーラーパネルの噴水もあるらしい。 まだまだ庭でも一仕事もふた仕事もありそうだ。 いつになったら身体関連の事をかけるのだろう?

before after vol.26 雨樋の修理2

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 やっと雨の修理が終わった。 これで雨が降っても無事、排水溝に流れればもうちょっと水はけは佳くなるだろう。 またまた以前の写真を撮り忘れてしまった。 これは雨樋を外した直後。 つけかえてこんな感じ。 外した雨樋がこれ劣化して大分傷んでいる。 次はこちら南縁側の雨樋。 きれいさっぱり外した後。 まずは右側。軒下垂木の返しが劣化してずるずるだったので、それを外し解体してホームセンターで購入した杉の野地板の余りがあったのでそれをビスで垂木に固定し、下地材とした。これで留め具を支える下地ができたので、留め具を端と端に二か所打ち込み水平を見てから残りの留め具を留めることにした。 それから横樋をおいて集水器を挟み込み留め具に固定してから両端に止まりをボンドで固定。 つづいて左側。これは以前使っていたであろう部材がはずしてあり、残っていたのでそのまま使うことにして、右同様留め具を支える下地が必要だったので、杉の野地板を垂木下に固定して同じように施工。 まあ、これで何とかなるでしょう。 縦樋も掃除したし、ひび割れはすべて以前使った補修テープで直したし。 これで以前のような水たまりができることはないように思う。 今のところ大体外回りあは片付いたのでやっとこれで床下作業に入れる。 どの作業を優先しようか?

before after vol.25 雨樋の修理

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 やっと四月が終わる。 なんだか今月はやること多く忙しく、予定のかっ詰まったひと月であった。 東京にも行っておったもんだからお蔭でくたくた。はよ五月になってほしい。 やっとこさ雨樋の修理が半分終わった。   以前の雨樋と買い揃えたものが互換性がなくホームセンタを往復して交換したり、留め具の形が変わっており、屋根勾配垂木下に杉板で急遽、返しをつけたり、せっかくつけても勾配を付けれず集水器に落ちていかなく、また取り外し水平を見ながらかたむけたりとなかなあ大変。 一つ片付いて茶室玄関前の雨樋にとりかかり、留め具をつけようとしたらクマン蜂の巣があったりしてご家族でいらっしゃったりとものすごい疲れた。 きれいさっぱり取り外し。 穴のあいたところは修繕テープで補修。 これでちゃんと排水口に流れるだろう。 使ったテープはこれ この二つの縦樋も全取り替え。 やっとこさ完成。横樋の長さが足りなかったので継ぎ足して留め具に乗せる。 今回使った留め具はこれ。軒下垂木にビス止めするが、途中クマン蜂ご家族が襲来。 お尻を向けて頭の後ろ等へんをぶんぶんとでかい羽音で飛び交う。 親指くらいの大きさのクマン蜂が五匹周りを飛び交うと流石にうるさく仕事に集中できない。これがスズメバチじゃなくてよかった。 クマン蜂はそんなに獰猛ではないので、雌しか刺さないし巣を守るときにしか攻撃はしてこないが、お尻をむけられ針を出されるとだんだんとイライラしてくる。 最初は「巣は壊さないよー」と説得を試みたが当たり前だが聞きゃしない。 はたから見てるとひとりごとをいってる危ないおじさんである。 どんどん向かってくるので終いには腹がたって持ってる金具で撃退したら道を開けてくれ、スムーズに留め具をつけることができたので雨樋を乗せ、勾配を取って集水器をつけ縦樋に接続し、接合部に接着剤をぬって終了。 いやーつかれましたな。なんだか羽音が消えない。 ずーっと頭の中でぶんぶん言ってる。 のこりはあと二つ。 母屋西縁側と南縁側。 西縁側は留め具をはずし、横樋を乗せるだけなのですぐすみそうだが南縁側は屋根裏の板金がはがれとめぐの支えも落ちているので、その修繕もしなければならない。 梅雨前にはおわるといいが。