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第十二回 石川合同稽古会のお知らせ

八月の石川合同稽古会の開催についてお知らせいたします。今回で十二回目となります。 場所は恒例、湯涌創作の森研修棟。 詳しい日程は東京操法講座の日程が決まり次第、発表となりますのでご了承ください。 たぶんその前後の週となると思います。 さて、今回は講師として気韻発声法の覚張  幸子講師に動法(舞)の佐草  夏美講師をお迎えして、感応の新しい形、またその過程を稽古し、音楽や舞踊や芸能などの成り立ちを参加者の皆で共有できる場となれば幸いであり、改めて「感応性」という所を考え、稽古していきたいと思います。 詳細等、ブログ内、各稽古会にて発表していきますのでお楽しみに。

before after vol.69 事務所・台所の床暖房施工

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久しぶりにbefore after再開である。 今回は事務所と台所の床暖房工事。 最初は床厚が結構ありそうなので、そのままトリマーで溝を掘り温水管を埋めようかと計画したが、廊下の床暖房工事で懲りたので、今回は別の方法を用いることにした。 まず床に直接10cm角のメッシュパネルを引き積め、それに温水管を番線で固定し、蓄熱材として厚さ20~30mmのパーライトモルタルで埋める作戦。 普通のモルタルだと重量がかかるので床下補強をしなくてはならないので、一旦は諦めたがモルタルにパーライトを混ぜることで強度は4倍、軽さは二分の一、断熱性もあるので、これなら床下補強せずともそのままいけそうなので試すことにした。 パーライトはリサイクル品が貰えるところを、いつもの知恵者の我が叔父に教えてもらい、なんとコンクリートミキサーまで貸し出してくれた。 粒の粗いパーライトと細かいのと二つあったが、今回は粗い方で試すことにする。 そうと決まればまず荷物を二階にあげて綺麗にして、床に穴を開けて温水管を通す準備。 余っていた温水管に断熱材を巻き付け床下から上に通す。 床上に出すとこんな感じ。 ヘッダー側の管出しも終わった。 これに上のヘッダーとフレキ管で繋げばボイラーのお湯が床下を通って事務所・台所の床を暖めてくれる。 次は床にメッシュパネルを引き積め、そのうえに温水管を固定していく。 なかなか大変だったが管の暴れっぷりの馴れてきたのでなんとか1日半位で終了。 ここまではなんとかほぼ一人。 事務所の方は男子2名に手伝ってもらい、悪戦苦闘しながらもスッキリまとまる。 そしていよいよパーライトモルタル打設開始。 私は主にモルタルづくり。 N君とSさんがひたすらバケツ運んで、コテでならし水平とりながら順調に進んでいく。 途中、足りなくなったモルタルやパーライトを取りに行ったりで日が沈み、暗くなりながらの作業ではあったが、なんとか終了。 疲れた~。皆で銭湯に行き、遅くなった夕飯を食べ解散。 二人ともほんとにお疲れ様でした。 1日2日たってみて強度は充分だが、石の粗さがまだあり、このままだと表面が削れて石だらけになるので、仕上げと磨きを行う。 粒度の細かいパーライトとモルタルでシャバシャバな液体状にして仕上げていく。 これで粒の粗さが目立たなくなる。 そして少し乾いたら水に濡らしたコテでならし、水平にして

深夜のお茶会

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 次の工事の為、稽古終わりに男子三名で台所と事務所の荷物を二階に運び出すことにした。 お陰で部屋はすっからかん。綺麗に掃除して次の工事の施工を待つ。 くつろげる場所が消えたので、応接間に移動して西陣稽古場から頂いた素敵な茶菓子があるのを思い出した。 合同稽古筆動法の時に電話を貰っていたのだが、なんだか余計な時に連絡を寄越してしまったという謝罪?の手紙と共に送ってくださった。 自分としてはなんにも気にしていないので、却って頂いて宜しいんでしょうか?という気分。 西陣稽古場の戸村先生は、なんだかこういう節目節目に素敵な気を遣ってくださる大先輩である。 茶菓子と共に送られてくる達筆な手紙になんとも言えない染み渡るものがある。 包みを開くとよさげなお菓子。 どうせなら抹茶をたてようと 茶碗と茶筅を取りに行く。 男子三名、当然お茶を習ったこともなく手順も入れ方も何も知らん。 とりあえずコーヒーポットでお湯を沸かし、茶杓ですくった抹茶を入れて、冷ましたお湯をトポトポ入れて、茶筅をふる。 さてお味は? 不味くはないがうまくもない。 選手交代、二人目がいれる。 なんだか前の人の集注に乗っているかのよう。 続いて三人目。二人目の続きで茶をたてている。味はだいぶまろやかに抹茶らしくなってきた。 続いて四人目私の番。 さっきより断然、集注が深い。 身体の隅まで抹茶が染み渡る。 五人目。 飲むと食道に抹茶が降りていく。 身体が出てきた。 六人目。 食道から腹にはいる。 瓢箪のかたちに抹茶が降りていく。染み渡る。 おもしろい。あっという間に場ができてしまった。 皆が身体に出会い、それを共有していく。 その場に起こった感覚が共有され深くなって行った。 こうなってくると茶動法、稽古に組み込もうかと考え出してしまう。 その前に合同稽古で茶動法の先生でも呼んで教えて貰おうか? たまにこんな深夜の茶会があってもいいかもしれない。

打ち上げ&家族旅行へ

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乗馬が終わったあとは日牟禮八幡宮のたねやで食事会。 これまた立派で古風な建物。 日牟禮八幡宮自体歴史が古く、有名で壮大なお祭りがあるらしく、お世話になったみかりの杜牧場の方々はこちらで騎馬武者となり演舞奉納されるらしい。動画を拝見したがむちゃくちゃカッコいい! その後はロープウェイで八幡山城へ。 登りきると壮大な眺め。ここの殿様は毎日こんな景色を見てたんでしょうか?琵琶湖が一望できる特等席。 なんかカップルの聖地らしく、お戯れが。 全力で嫌がる彼の表情がよい。 ここから船も乗れるらしい。 ここで皆さんと解散となり各々帰路へと着くが、遠藤家は長浜市で一泊。 予約してあったリゾート&スパナガハマホテルへ。 部屋からの夕焼け。 琵琶湖に沈む夕日がよい。 目の前は桜の景勝地らしく散策は明日にする。遠目にお城のようなものが。 お風呂前には卓球で一汗かく。 次の日、遠目に写ったのはやはりお城。 長浜城というらしく。ここからも辺り一面一望できた。 天守閣からの風景。 ここから石田三成や小堀遠州の出生地なんかも見える。 というか、この二人が長浜出身とはしらなんだ。どうも昨日行った八幡山なんかも豊臣系の縁の土地らしく、我が卯辰山にも豊国神社があるし、今回の旅はやたらと豊臣系に縁があるようだった。 たっぷり遊んで観光し、琵琶湖を回って敦賀に出て下道を行って金沢に戻る。 久しぶりの家族旅行であった。 半分は稽古でしたが、家族も楽しんでくれたみたいでよかった。 長浜市なかなか見所たくさんで歴史も古いので 来年もこれるといいな。 追記 金沢に帰ったら福島の祖父がいた。 来るなら言っておいてくれ? と家族旅行の写真を見せる。 「馬はいいな。裸馬乗るのはは難しいんだ」と 色々言うもんだから。 なんと祖父は子供時代、うちに馬小屋があり、世話をしていたらしく身近であったらしい。 当然、乗ったこともあったのだ。 日本馬に乗った時に初めてにもかかわらず、「あ、これ知ってる」的なデジャ・ビュを覚えたのは、祖父から受け継いだものだったのだ、と納得。 道場で操法を受けてもらい、馬と幼少時代の話に聞き入る。 ちょうど誕生日を迎え齢93歳 あとどれくらい共にいられるだろう? 長生きしてほしい。

第十一回 石川合同稽古会終了 馬乗編

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合同稽古会二日目は近江八幡のみかりの杜牧場にて馬乗りの稽古。 徳光PAで集合し、皆で気を合わせて連れ立って行こうと計画したが、早々に置いてきぼりをくらい各自バラバラに牧場に到着。 赤池稽古場のメンバーはすでにスタンバイ。 先ずは手綱を引かれた馬の感覚を知ってもらうための稽古から。 馬役、乗り役で操作感ではない乗り方を知ってもらう。馬もまた乗り手を感じ取っているので感応を通しての関係性が始まる。 馬登場。少し緊張気味。 次男一番ごねたがいざやるとなると気合いは充分。 いざ馬乗り開始。 鞍の向こうに集注すると恥骨が奥に入り尻が止まる。そして馬の歩みに合わせて背骨が前後していく。 長男も乗りはじめ。少し回ると落ち着いてきた。 親子で乗馬。 引き手役に合わせて馬も歩む 嫁さんも初めての乗馬。 まるでおじいちゃんと孫 こちらはおばあちゃんと孫 じん君もなかなか上手。 この日は全員乗馬した後、裸馬に乗らせてもらったり、坂道を登ったり降りたりさせてもらい、引き手役なしで一人で馬に乗らせてもらい、段々とこちらのやりたいことを馬が合わせてくれるようになり終了。 総勢16名での乗馬稽古会でした。 なかなか愉しく、こうなると流鏑馬や走らせてみたくなってくる。 また企画してやっていこうと思います。 牧場スタッフの方、参加者の皆様、どうもありがとうございました。 めちゃくちゃ楽しかったです。 後半に続く。