ひさしぶりのbefore afterシリーズになります。 今回は茶室稽古場の玄関照明。 骨董屋でみつけてきた人力の田んぼを耕すもの、田ころがしをリメイクしたもの。 これに和紙が貼ってあって電球をつければ灯篭風照明になるなあ、と買って置いたもの。 確か値段は五百円。 和紙が古くやぶれていたので張りなおすことにする。 先ずは風呂場に持っていきお湯をかけ和紙をとりのりを剥がすことにした。 接着剤も用いられているみたいなので万弁にお湯をかけ柔らかいスポンジでこすったらなかなか綺麗になった。 先ずは余っていた電球のローゼットを電ドルで取り付ける。 次に筆動法で使っている全紙を枠の寸法に切る。 横18.5センチ縦53センチに切り、糊代部分を左右に一センチ以内に設けて山折りにする。全部で五枚。 のりは障子張り替えのものが残っていたので少し水を足して混ぜ合わせる。あんまり水っぽくなってもいけない。 最初は紙の方にのりを塗って貼り付けてみたがうまくいかない。のりが多くて破れそうになったので、本体側に筆でぬって紙を丸めて中に通し左面を決めてから右面を張るようにしたらうまくいった。 写真で見るとうまくいってるが近くで見ると仕事があらい。 なかなかのりと障子の分量が難しい。少々のりが多すぎたようで。 ヘラみたいなもので抑えていったらもう少しうまく張れたかもしれない。 今度、張り替える時が来たらそうしよう。 出来上がりがこちら↓ うん、なかなかいい雰囲気になった。路地感がでてきた。 まあこんなもんでしょう。 野口先生もこちらに来ていただきました。 ちょうど礼をして畳に上がるところになります。