before after vol.39 やっとのことでもみ殻燻炭作り
床下修繕も落ち着いてきたので次の作業に入る。
今回は野焼き燻炭作り。
事前に頭に叩き込んでおけ、と渡された叔父手書きのフローチャート。
日が沈んでからの作業になる。
夕方頃、叔父宅へと向かうともうすでに準備がしてあった。
今回の相方は噂のT氏。
すでにトタンでステージを組んであったので、煉瓦を二つ置いてその間に焚き付けを組み着火。火が落ち着いてきたら燻炭器を被せる。
それからもみ殻を被せて山にする。写真の様子では火が強い。
少し燃やし過ぎのよう。
柄袋25袋分のもみ殻が山になった。
この状態から三時間後くらいに山のてっぺんから黒ずみ炭化が始まる。
下のもみ殻を上に被せてじっくりと全体を炭化させる。
その作業を少ししてから夕食をとり少し談笑から論戦?
暑い夜は始まったばかり。
三時間後。すこし上の方が黒ずんできた。
もみ殻の山の方はほんのり暖かく、下の方はまだ冷たい。
しばらく山に被せる作業をしてから0時を回ったのでいったん休憩。
寝袋に入り就寝。
朝5時起床。
黒ずみが下の方からも始まっており、一旦山をほぐし崩してまた山に被せなおして焼きを均一にする。煙が甘い匂いから甘辛い匂いに変わってきた。
焼きむらが有るうちは煙の出方も均一でなく、解きほぐしてやまを作り直すことをしているうちに籾殻山全体から煙が立ちあがり渦を巻いてくるようになった。
綺麗に炭化して銀色になっている。これ以上焼くと灰になってしまうので、できればこれを均一にしたいところ。
山全体からの煙の渦巻きが崩れないように炭化が早いところと遅いところをほぐしてはまた山を作るを繰り返す。焼きむらが整ってきたのでここで燻炭器の炎を消化。
やまをほぐして平らにならして、水をかけて消化する。
煙が出ているところは燃えてしまうので水をかけて解きほぐし全体から湯気が立ち上るようにならしていく。
一時間もすると湯気が落ち着いてきたので半日ほど乾かして柄袋にいれて保管しようと決めて、午後から予約があったので山を後にする。
しかし、そのあと火がのこってしまっていたので少し灰になってしまったらしい。
最後の水かけの作業をもう少し気を付けてみていればよかったかもしれない。
しかし、初めてにしてはかなりの上々。
なかなか楽しい作業だった。
あとはまたやまに籾殻を持って行ったときに交換して道場に運ぶことにしよう。
今年はこれをあと四回やらなければならない。
なかなかこちらも大変な作業になりそうだ・・・
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