八年目

11月8日は結婚記念日だ。
一緒になってからもう8年経った訳だ。交際期間を入れると十年以上共にした事になる。

色々あったがその間に子どもを二人授かり、二人の関係性も少しづつ変わった。
男と女から夫と妻になり、今じゃパパ・ママだ。好き同士から生活を共にする伴侶となり、今じゃ子育てと生活を共に回す戦友のような感じ。

これが二人が一番変わったところかもしれない。
fbに上がっている子育て記録を見れば、僕は育メンであり善き父と映るかも知れないが、妻に言われなくてもまだまだ未熟な子どもらしい。

相変わらず瞬間湯沸し器な性格は変わらないので否定はできない。黙って妻のサンドバッグになれればいいが一つ小言を言われると百にして返してしまう。

この関係性はなかなか変わらないので困ったもんだ。

しかし、妻は二人の母になり随分と落ち着いたように思う。
出会い当初から比べるとだいぶ変わった。マスコミ関係の仕事をしているときは人間関係を損得や使える・使えないで線引きしていたようだったが、人の身体に触るアロマの時は鬱っぽくなって、足を引っ張られる感が否めなく僕の仕事にも支障をきたし、正直どうしたもんかと頭を悩ましたもんだった。
今思えばエステの定職につき長男を授かったあたりから二人の関係性も少しずつ変わって行ったように思う。

それまでは生活苦をお互いのせいにしたり、受け入れる余裕がなかったのだろう。
お互い子どもだったのだ。

この十年余り、忍耐や受け入れること、お互いの価値観を理解し会うために表現を工夫したり、状況を変えたりと本当に色々な事を学ばせて貰ったし、色々な情感を共にした。

僕らの子を二人も生んでくれた事やしっかり母親をしてくれている事には本当に感謝しているし、自分が妻に対してそう思えるように変わった事に一番驚いていたりする。。

"8"は末広がり。
これまでの事を祝福してこれからの事を期待しよう。

喧嘩が少しは減るといいなあ。

しかし、自分が記念日を覚えて祝うようになるとは、十年の月日とは恐ろしいものだ。

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