おたふくかぜ

 空間現代ライブの最中、

実は次男がおたふくかぜにかかり、経過するまで十日余りほどかかった。

その過程がとても勉強になったので記録しておこうと思う。

以下は整体稽古人の為に書いているので、興味ない人はスルーしてください。

整体の思想にのっかって個人的に書いているので悪しきからず


週の初めに次男がぐったりしていて身体が熱いというので両脇で熱を測ると両方とも39度後半。

その日は様子を見るが熱は下がらず。

嫁が心配してすぐに病院に連れて行ってしまうがインフルでもコロナでもなくリンパ節炎の疑いあり、として5時間くらい外出して帰ってくる。

機嫌がすこぶる悪い。嫁が手を手を当てるとすぐに払いのける。

そこで僕に変わって背中にいいところ探して愉気しているとそのまま寝落ち。

夜中、何回も癇癪を起しては起きる。

次の日、左首がポンぽコリンにはれて曲げられずとても痛そう。

熱も下がらず39度後半。食欲もなく寝ても痛くて寝られないので辛そう。

段々機嫌が悪くなってくる。

色々、調整しても効果現れず、腹部5から左リンパにつなげてもなかなか効かない。

どうもリンパ節炎じゃなさそう。

色々やって腰の焦点を出すと腰椎2が出てくる。そこから色々、転回をつけるが全く効果現れず、熱も下がらないし引きつけもでてくる。

やはり自分の子供だからかこちらも冷静にみれない、不安と心配が買ってしまう。

そこで腰椎2の時の気の逆流を思い出し、行ってみると焦点は3番に動いて、化膿活点が出てくる。しかし、左しかつながらない。何とか右もつながり眠りに入ったので、その間に用事を済まそうと外出してしばらくすると、いきなり内観に入って体の中の気が動き出した。

しばらく観察しているとどうも自分の気じゃないらしい。

そこで気韻で自分の名前を発声しようとすると言えない。

次男の名前なら言える。

それを全身に回し焦点を見定めるとやっぱり腰椎3番、そこから行気が始まったので観察を続けていると、完全におたふくかぜのルート。

ここでやっと判明。

早速、家に帰り次男にさっき見つけたおたふくの対応点を行気すると、出方がすごい変。

胸椎11番からでて頸椎4番に移って下ったり、その出てくる対応点も癒着がひどい。

左ひざに飛んで動かなかったり頭の2も出てたりする。

その癒着を断ち切るとやっと、次の対応点胸椎3番に行く。

ここでも癒着が出てくる。

しばらくその癒着問題をなんとかして局所に戻すことをしていると気が清んできた。

次の日には腫れも少しおさまり、熱も少し下がってきたので一安心。

やはりおたふくで間違いないようだと確信に変わる。

この日もおたふく行気を行うがやはり昨日同様、出方も変で癒着が激しい。

この癒着をほっとくから様々な合併症に発展するのじゃなかろうか?

色々と癒着を断ち切れてきたので、行気も表でなく裏に変わり、上向するようになったので焦点を腹の方に移して愉気しようとするが、熱くなるからやめて、と手を払いのける。

まだ背中の問題を何とかした方がいいようだ。

次の日もまた背中で行気をする。大分腫れもひいて熱も下がってきた。

その次の日は熱が平熱以下、寒い寒いと言うのでこの辺から食欲もでてきて軽めの風呂に入ることにする。

癒着はほぼない。

おたふく行気が終わった後に、どこに気が通ってないか観察すると腰椎だけが気が通る。

他は通らない、しかし、峠は越したようだ。

そこから一日たつたび、気がとおる範囲が広がっていく。

だが、まだ全身に広がらないので学校はお休み。あとは尻と足だけ。

焦点を腹に移し愉気しても文句は言わなくなった。

腹の焦点が1と3だったのが、変わっていくとともに足にも尻にも気が通るようになったので、次男学校へ元気に復学。

ここまで約十日。

そして、その間に空間現代のライブがあったわけです。

凄いいい勉強になりました。

「病症状を道場とせよ」とは白隠禅師の言葉ですがなるほどと思うようなことがたくさんありました。

いい勉強になりましたので一月の稽古はこのおたふく行気をつかって稽古に落とし込みました。











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