イベント三昧
11月はプライベートでの奥方様ご乱心事件と大変だったのだが、それとは真逆にイベント三昧でもあったのだ。
叔父のドームハウスでの子供達お泊まり会&くん炭づくりに薪づくり。
林業以来、久しぶりのチェーンソー。
それが終わると秋の音盤祭。
レコード収集は常に常に常に常に欠かせない!大事な行事である。
これ以上、増えたら置き場に困るんだが…
そしてBIGApple のJAZZな1日。
ハイ、カルチャーな1日を味わう。
お目当ては大野エリさんだったが、流石なステージだったが、早々にはけてしまったのでちょっと物足りない感じ。
しかし、この後に出演されたドナルド・ベガさんのステージがかなり良かった。
初っぱなからマッコイ・タイナーでチャーリーヘイデン、ビル・エバンスと続き、結構、僕好みの選曲が続く。
かなり良かったが、セッションする相手で空間も動きも固まってしまうのはなぜだろう?
帰りにCD買ってサインまでしてもらった優雅な1日。
続いて最近、格闘技を始めた友人に誘われて初ボクシング観戦。
デビュー戦ばかりでいい選手もたくさんいたが、なんせ戦い方が一辺倒。パンチのコンビネーションも一通りくらいしかなく、まあデビュー戦だから仕方ないんだが。
途中、竹原、渡嘉敷、畑山、畑中チャンピオン達のトークショーもあったが、質問内容がチャンピオンになったらいくら儲かりますか?とかお金の話しばかり。
もう少しボクシングの内容とか技術論とか聞き出しても良かったんじゃないかなー。
後半はベテラン達の試合が多く、なかなか楽しめたが、全体的に相手チームの方が技術も戦略もある感じ。足の裁きや距離の取り方、身の交わし方など練習してる感じだった。
それに対して金沢勢は全体的に努力と根性で戦ってる感じかな。
いい選手もいるから少し勿体ない感じ。
でも興行的にはだいぶ人も入っていたし、友人も結構見れる人だったので普通に愉しかった。
帰りの駐車場で迷子になってしまった(泣)
そして最後はお弟子さんから古流の生け花のチケットをいただいたので早速なので行ってみた。
会場は町中の古い町屋。
格子に弁柄仕様なので趣が高い様子。
花も写真で見る限りシンプルで引き算。
わび・さびが感じられ、期待が高い。
添えられた文言も世阿弥の夢幻能から始まるので、なかなか研究されている感じで、こんな流派があったのかと驚いて嬉しくなる。
休憩時間を利用して会場へ。
行ってみると家のなかにところ狭しと花が並ぶ、そしてなんか知らないが古代緑やら古代紫やらと垂れ幕が張ってあり空間が区切られており、何故かわからないがDidgeridooとお経みたいな音楽がかかっている。
サーっと足早に駆け抜けて10分もかからず後にした。
悪いがひとつも静座でゆっくり鑑賞したい作品が見つからず、音も邪魔でよくわからない。
花自体はわび・さびと言えばわび・さびなんだが少し”枯れ”過ぎている。
空間も色布で区切ってあるので、空間が生けられていない。そこにお経やら重低音のDidgeridooが響き渡るのでたまったもんではない。
生け花とは花だけでなく、空間を時間を人を生けるためのものではなかったか?何て事を思ってしまったが、お弟子さん方の展示会らしいので、まあ、そんなもんなんだろう。
だいぶ酷い感想だが、仏壇や死者を見送るときに花を添える、そんなイメージを持ってしまいなんだかしんみりしてしまったのだった。
また違う空間で家元の花を鑑賞してみたいと思う。
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