before after vol.73 応接間完成
応接間を10日間ほど乾かして様子をみたが、どうも失敗らしい。
ところどころモルタルになっておらず、砂が浮き出てきている。
これは叩きが足りないのが原因だろう。
モルタルやコンクリートは打設と言う通り、打ち込んでいく、材料ドライモルタルとパーライトを1対3で空練りして水を加え、バケツに移し、少し練りおきしてから現場に持っていき、ひっくり返して板に布テープを巻いたものでならし叩いて水平をとっていく。
その際にパーライトモルタルは下に沈殿して表面に水が浮き出てくる。
その水をトンボなどてならし、先に引いた乾いてきているモルタルにかけてまた打ち込み水平をとっていく、という作業を繰り返すがどうもそれが上手くいかなかったらしい
このままでは荷物を搬入しても仕方ないので、
やり直すことにする。
まずnsハイレックスという接着剤をローラーで上塗りして1日乾かしてから、シャバモルを作り、ひしゃくでまいてから、角ごてで大きく円を描きながら小さい円にしてならしていく。
これでだいぶ砂のうきは収まったので成功と言える。
だいぶ余ったので、事務所・台所・廊下にも塗っておいた。
余りは和室のモルタルに混ぜて使うことにする。
4日ほど乾かしたので、続いて通水テスト。
さあ、何度まで上がるか?
おお!高い!
入り口付近で51度、出口付近で48度と温度差にムラはない。
暖かい季節なのもあるが、大体炊きだして二時間ほどでこの温度。
やはり温水管最後の一周を並々にして入り口管と出口管を合わせたのがよかったようだ。
事務所・台所に続いて大成功と言える。
それから稽古日に会員の皆さんに手伝ってもらい、二階に避難させてあった荷物を現状復帰。
皆でやると本当に早いし助かる。
皆が率先して動いてくださり、この前も庭の掃除をしてくれたので大助かりである。
落ち着いたので音響システムも復活。
スピーカーが床の温度でダメにならないようにインシュレーターを買ってきて取り付けたが、
皿の上にピンを合わせないといけないので、この作業がかなり大変。
後日の改良が必須。
オーディオボードを作ってそちらにインシュレーターつけた方が簡単そうだ。
とりあえず今は音がなりさえすればいいので
落ち着いたら製作に入ろう。
久しぶりに聞くレコードの音はやっぱりいい。
しかも床が防音仕様のようなものなので、余計に音がクリアに聞こえる。
音響マニアの間で有名な野口先生も狛江道場の音楽室はコンクリートにスピーカーを埋め込んであったと聞くし、図らずともそのような仕様になったことが嬉しい。
入り口のドアも直せたし、応接間・音楽室はこれにて一旦終了。
さあ、後は和室を残すのみである。
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