before after vol.67 稽古場茶室障子の断熱

これが今年最後のbefore afterになるかな。

今回は稽古場茶室の断熱工事。

稽古場茶室好来庵は断熱材が入っていなく、床下に除湿シートとその上に竹炭を引いたのみ。
暖房は備え付けにffファンヒーターを入れていて、これがかなり燃費もよく暖かく、使い勝手が良い。
が、この間の大雪みたいな日が続くとやはり寒い。

色々と方法を考えて障子を改良して暖房の効きを良くしようと考えた。


あっという間に一枚完成。

既存の障子に3mmの中空ポリカーボネートを貼り付け四隅に新たに9mm角の桟を貼り付け上から抑え込む、これで障子和紙とポリカの間に空気層が生まれる。ポリカ自体も中が中空になっているので、二層の空気層となる。
あとはポリカ板の上に新たに井桁状に桟を組んで和紙を貼れば三層の空気層が生まれ、なおかつ景観も損なわれない。

↓大量の工作部材を購入。
長さ900mmと1800mm共に9mm角の部材24本ずつ。コメリが一番安く200円100円もいかずお安く購入。

↓使用したポリカ板はハモニカーボというもので両面紫外線対応で一枚1800円位。

これを使っての内窓づくりがちょっとしたブームらしくコスパが良くなってるんだとか。

とりあえず12枚買って寸法通りにカットする。


南窓の出来上がりがこちら。
まだ障子を貼って太鼓張りにはしていないが、なんとも不思議なテクスチャー。
しかし景観は損なわれず。



間近で見るとこんな感じ。
なんだか昭和レトロ?に仕上がる。


入口側の障子もうまくいった。


この障子だけ寸法が違う。


南障子の夜の感じ。


暖房20度に設定して外気温は5度ほど。
窓と障子の間は11度ほど、なんと9度も違う。しっかり断熱できているようだ。

あとは大量にあまりが出たので、今度は内窓の部材を買ってきて、トイレの2つの窓、更衣室の窓、二階廊下突き当り窓を二重窓にしようと思う。
まだまだあまりがあるので指導室の障子にも裏から貼り付けて断熱しようと思う。
南廊下と西縁側、応接間の窓、台所窓は二重窓にできないので、ポリカ板自体を窓に直接貼り付けて空気層を作れば、しっかり断熱できるだろう。
マジックテープかマグネットテープと隙間テープを使えばうまく行きそうだ。
そうなるとあと12枚くらい必要になりそうだ。
まあ、少しずつ買い足して作っていこう。
それとは別にそろそろ床暖房の回路を応接間に引きたいし、まだまだまだまだ終わりそうにない。

手間をかければそれだけ空間も心地よくなってくるわけだから、空間も整えてるわけだ。

それでは〜今回はここまで!!



 

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