before after vol.64 床暖パネルの溝掘り
やっとこさ温水パネルの溝掘りが終わった。
ここのところはトリマーを使って合板に温水管をうめる溝を掘っていたのだ。
今回は一つのパネルに六本埋めることにして、15センチ間隔で一筆書きの様に渦巻き状に回していくことに。
墨つぼ大活躍。昔の大工は偉大ですな!!
これを使って、あっという間に線引きは完了。一番外周の温水管は端から3センチにして15センチとって内周に回す。
設計を起こすのにだいぶ時間がかかってしまった、どこを入り口にして出口にするかがなかなか決まらなかった。最初は階段下に持ってこようかとも思ったが、踏んづけそうなので、洗面台の下から持ってこようかと思っている。
設計図はこちら。一筆書き渦巻き状にするのがなかなか難しかったが、前回和室は波上にして、ほんわり暖かいくらいだったので、これがうまくいけばもうちょい暖かいだろう。
そうと決まれば施工開始なのだが、
前回の発泡スチロール材と比べて、今回は木材なので、これがなかなか大変。
暴れる暴れる。
最初の一枚目は溝ガタガタ。
そこで一回目は5ミリで堀り、二回目は10ミリ、三回目で13ミリと三回に分けて掘り進めることにして、ついでに直線がガタガタにならないようにテンプレートガイドも制作。
これで直線は揃った。
ついでに木くずか散らばらないように集塵プレートも制作。T字排水管を二つに割
集塵機に繋げるようにして、隙間はテープで塞ぐ。見栄えは悪いが致し方ない。
滑らないように紐やロックジョイントで固定。これで全然散らばらないようになった。見た目と違って優秀。
これで色々課題はクリアになったのでワークベンチに乗せてまた作業開始!!だがどうもしなるので思うように進まない。
そこで床で直接行うことにした。
つかれるがやはりこの方が性に合ってるようだ。
カーブは半径15センチの円にして、テンプレートガイドをビスで固定して、ぐるりと回す。
時計回りに切るときは外周を、反時計回りに切るときは内周に当てる。
何回か往復すると切り口も綺麗に仕上がった。
一番難しいのはパネル外端の曲がり角である。ここをちょっと大ぶりのカーブにして既存のルートに乗せ直すように加工してみたがどうだろう。
一枚目は2日かかったが、二枚目、三枚目と要領がわかってきたので3、4日で終了。
床の作業だったので毎日筋肉痛だ。
なんとか10月中にここまでこれた。
さあ、うまくいくだろうか??
ここまでくれば来月はヘッダーのバルブ配管とボイラー本体の配管のやり直し。
それから床下の温水管繋ぎ。
スムーズに早く終われば11月から始動できるだろう。
新しいアイデアも思いついたのので和室二室の床暖房は来年やり直す事にしよう。
まだまだやることはいっぱいだ。
コメント
コメントを投稿