稽古着について
女性の稽古着はどうなってるんですか??と質問されたので、写真を撮って見ました。
基本的には男性稽古着と一緒なんですがね。帯を巻く位置が違うかな。
女性の方が種類もありますしね。
履いている袴は野袴というものです。
こちらは所謂もんぺ袴。素材はウールらしいです。腰板がないですね。
東京・京都では
余裕がある方は集団稽古用と個別稽古用(操法)と着物・帯・袴と分けているようです。
集団稽古の時は絣や・麻や綿の所謂労働着。帯も半幅帯だったり角帯だったりするみたいです。
個別稽古の時は所謂一張羅。と言っても高級着物ではなくて、ここぞ!という時に着たい着物。譲り受けたものや祖父母ゆ家族のものだったり、特別な時に仕立てたものだったりと思い入れのあるものが佳いようですね。
帯も特に決まっていなくて、ただあまりにもゴツい帯だと背骨が触れないので、その時だけ兵児帯にする人もいるようですね。
素材重視から入る人もいますし、直感でこれ!!と選ぶ人もいますし、どちらから入ってもいいでしょうね。
感覚は変わって行きますから選ぶものも変わってくる。色々な産地の着物でもそれぞれが感覚が違う。
それが愉しみになってくるのが稽古着生活の佳いところでしょうか。
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