before after vol.38 もみ殻燻炭作りのはずが!?~蜂退治は危険がいっぱい
月曜日が休日だったので、JAにもみ殻を取りに行く予定を立てN君に軽トラを持ってきてもらった。
そこで午前中は庭の草刈りと倉庫の整理、午後にもみ殻取り。
ほんとはその足でシャイ宅に向って燻炭作りをしたかったのだが、泊まり込みになるので燻炭作りは来週に後まわし。
とりあえず午前中は手分けして庭の草刈りに木々の伐採。
あまとは道場の中で残った宿題を片づけることに。
刈り取った枝や草はかき集めて茶室の裏庭に持って行って乾かす。
裏庭の断崖を見ると絡んだつるやら枝が伸びて隣の家にかかっているので、これも早急になんとかしないとと枝切りばさみでちょきんちょきんとやるが埒があかない。
今度山に行ったときにチェンソーを借りることにしてやれるところまでやる。
途中で噂の役人Tさんも合流し、松の木の剪定を始める。
三人で行うとすこぶる早い。
そろそろ終わりもみえてきたな、というときにN君が「蜂の巣がありますね」
というので見に行ってみると、
ぎょぎょっと。ありまんがな!立派な雀蜂の巣が!!
一難去ってまた一難か?
みると女王蜂らしいのがもぞもぞ動いている。
しかし、ぜんぜん危機感は感じず、近づいても襲っても来ない。
前日にかりんの木の剪定をしていた時に刺してきたのはこいつらだったのか?
三日間くらい腕がぽこんと腫れていたのだ。
なんか化膿活点がもぞもぞするなーくらいに思っていたのだが、こわっ!!
しかし、どうしたもんかな~とかんがえ、まあ、いいやと休憩して談笑してTさんとは解散。
われわれは遅くなった昼飯を食べに行ってから、
もみ殻を取りに行って二十五袋つめたら軽トラはいっぱい。
あまとは横で一生懸命手伝ってくれていたが全然進まない(笑)
そのあと、道場に帰りN君が整理してくれた倉庫に詰めて、この日は解散。
茶室の腰掛けに作られた蜂の巣を見て、どうしたもんかな?と思案する。
襲ってこないのはまだ巣作りの途中で気が立っていないからで、これが九月・十月と入って繁殖期を迎えると爆発的に働き蜂が増える。それで食料が不足して気が立ってしまうのだ。
この時期の蜂は恐ろしい。
だいたい巣作りの時は巣の近くに行かない限りは襲ってこないし威嚇だけで済む。
この場合は人の交流が近いところに巣をかけているので、人に対してはあまり警戒はないのかもしれない。
それですんでいるからいいもののやはり安全を考えて撤去することにした。
水曜日が大雨らしいのでちょうどいい。
この日にする。結構は日没後。
その方が蜂は巣に戻り休んでいて羽も濡れて動きも鈍い。
水曜日、昼間は茶室の玄関から様子を見ながら蜂を観察。
頻繁に一匹ずつ出入りしているのでやはり巣をかけている途中らしい。
しかし、なんかでかくなってませんか?あれ!!
出入りしている蜂を見ていても3~4センチくらいはありそう。
まさかな~!オオ雀蜂じゃないだろうな~と不安を胸に日没を待つことにする。
夕方になると大雨だ。ちょっと小雨に変わるくらいの時期を待ち、完全防備にて待つ。
ちょいと厚めで丈夫な作業着に着替え、下は安全靴。その上にカッパを着込み、
マスクをして帽子を被り、ゴーグルをはめそれをネックゲイターで固定して準備万端。
小雨になり落ち着いた瞬間に茶室の玄関を少し開けて、ハチアブジェット・バズーカタイプを蜂の巣めがけて噴射!!
45秒間で一缶が空になるらしいので、とにかく噴射していると暗闇の中でボタボタっと蜂が落ちている音がする。
もういいだろう、というタイミングで急いで茶室から飛び出し、戸を閉めてそろーっと近づき用意していた枝切りばさみで素早く蜂の巣を切断!その足でぴゅーっと逃げて表の玄関に回り込み急いで戸を閉める。
よし、刺されてないと身体を確認すると玄関にバシッとぶつかる音がして羽音が聞こえる。
一匹仕留めわすれていたかな、まあいいやと。
また、茶室の玄関に回り込み懐中電灯で照らすと、巣はちゃんと落ちている。
生きている蜂もいないようだ。
ほっとして、今日はここまでと帰路に就く。
次の日の朝、生きている蜂はいないだろうなと確認しに行くと大量の蜂の死骸が・・・
巣もこの通り。
半分になった巣をめくってみると大量の卵が・・・
これが全部孵化していたらと思うとぞっとする。
とりあえず長ばさみでごみ袋に蜂の巣の残骸を入れて大量の死骸もごみ袋へ。
しかし、でかい!とにかくでかい!
こんなのオオ雀蜂やん。
画像はちょっとぼけているが間違いなく凶悪な顔つきに強そうな顎にお尻の針も太く長い。
こんなのが50匹くらい亡骸になっていたので、血の気が引いた。
昨日襲われなくてほんとによかった。
そしてすまんのう!とごみ袋へ。
何匹かまだ生きていたので長ばさみで拾い上げつぶそうとしたが全然固くてつぶれない。
しかし、下手にやっつけて仲間を呼ばれても困るのでとりあえず、ごみ袋に詰めて殺虫剤噴射。
天井の巣の後を見ると女王蜂だけ生きていてまた巣をかけようとしているので、ごめんなー
と殺虫剤噴射。
初めて使ったけどやばいね、これ。
おかげで蜂の巣は片付きました。
しかしこれが十月とかになって300匹くらいの大所帯の巣になっていたらと思うと恐ろしい。まだ背筋が震えているくらいだ。
蜂には悪いが無事退治できてよかったと思う。
ほんとになんともなくてよかった。
さあ、庭仕事も無事片付いたし来週までに断熱材を張り終え、いよいよ燻炭作りだ。
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