第6回 石川合同稽古会終了

獣と獣のせめぎあいから人と人との関係性へ

そう、今回の内容を言い表すとしたらこんな表現が相応しいかもしれない。

気韻発声の稽古によって出現した空間は60・70年代のいわゆるアングラ文化、舞踏や演劇・音楽等の表現者達が目指していた「何か」のか??一つの方向性としてあった「何か」のか?
僕自身、80年代生まれなのでリアルタイムにその経験はしていない。にも関わらず、その年代の現象や空気を当然のように語ろうとするのは何なんだろう。
その時代の勢いや空気に対する憧憬があるんだと思う。

とにかく出現した空間はとてつもなくカオスで、一体どうなるんだ!?との心配も他所にそれぞれの感応性の中から呻き、響き、がなり、から始まり、踊りや音楽の原型・原点から文化創世の形にまで落ち着くというプロセスをたどれたのだと思う。

それが金沢稽古場と松任ふるさと館での二日間とおよぶそれぞれの場所も佳かった。

回を増すごとに確実に密度が増していくように思い、なかなかな稽古会へと進化していったように思う。

少しずつ新規の稽古者も増え、石川の稽古人達のあつみも増してきた。
一日目は子供たちが参加してくれたのも佳かった。
次はどうなるか分からないが、東茶屋街で打ち上げもありだし、会場を湯湧にもどしてもいいし、松任ふるさと館でD先生をおよびしての公開講和も面白い。

色々なアイデアが実現しそうな場所たちとそれをむかへ入れられる内観力も醸成してきていると思うので次回もまた愉しみな合同稽古会だ。

稽古終了後は覚張さんのリクエストで昔の喫茶店でコーヒーが飲みたいというので東山のゴーシュへ。

ここはシャンソンライブもやっているので「風狂」のライブにどうだろう、と思ったので下見も兼ねて打ち上げに来てみた。



次回は12月を予定しています。

みなさま準備に稽古にお疲れ様でした。



また写真をとるのをわすれてしまった・・・








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