before after vol,23 雨樋の掃除ついでに

 今日は天気も良く予約も午前中でお終い。

なので後回しにしていた雨樋の掃除を行う。

ほんとは四月中に床下をめくり除湿シートを引き竹炭を引こうと企んではいたのだが、

どうにもこうにも床下の湿気がきになるし家全体の傾きが東から西に傾いている。

どこら辺が沈んでいるか検討をつけると、どうも壊れた雨樋から漏れた先の下に水たまりがあり、そこらへんの沈みが顕著のように思う。

雨の日に庭を歩き、どこ等へんに水たまりがあるか確認して、その周りの基礎を見ると水がしみている。どうもそこから床下土間に水が沁みているようだ。

既に水の通り道ができているだろうと思うし、溝を掘って水の流れを変えるにしても、雨樋からの水は縦樋をとおり地面下に抜けている。そこから排水管を通って下水道に流れているようだ。その通り道が生きていることを確認しなければならないが、まずは雨樋を掃除して水の通りが生きているかを確認しなければならない。

どっちみち雨樋は交換することにして、下の排水管が死んでいるなら新しい水の通り道に溝を切らなければならない。

このアイデアは坪野の山奥で一人で古材で在来工法の家を建てた72歳の山姥に教えてもらった。会うのは20年ぶりで久しぶりに坪野のに行くといきなり縁の下を潜らされた。

大雨の日だったのに縁の下は乾いており、山側に溝を切ってあり家に水がつからないようにしてある。なるほど、それに比べて家の道場は床下が湿気ているので水の通りが悪いと踏んだわけだ。この山姥の家、古材だけで建てられており、冬になると零下7どにもなるというのに断熱材もはいっていない。熱源は薪ストーブだけである。この話は又にするとして、

とりあえず今日の仕事はこれだ。








雨樋の横樋は後で交換するとして、縦樋に繋がった集水器の掃除。
茶室腰掛けの銅版屋根に梯子をかけて、屋根に上りトングとパイプクリーナを使っての掃除。あとはそこに水を流し詰まってないかを確認する。



日当たりもちょうどよく抜けるような風が心地よい。
集水器は全部で12個。物の一時間で終了。

庭には花が咲いていたので、掃除ついでに久しぶりに花を飾る。




なんだか空間が変わったようだ。

あ~、あとそろそろ庭の草刈りもしなければならない。
どんどん仕事が増えていくなあ。








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