観光

 日曜日は合同稽古会を終え、宿泊者で軽い朝食を済ませ、日差しもよく温かい心地よい。



まず、角南さんを松任ふるさと会館まで送っていき、改装した館内を一回り、
暖房設備が各部屋までいきわたり、すべての部屋に畳がいきわたった居てかなり豪華で綺麗。めちゃくちゃいい場所へと変貌を遂げていたのでびっくり。庭も相変わらずのすばらしさ。

それからまだ時間があったので、皆で中川一政記念館へ。めずらしく一政の書の展示だと言う。しかも12月から始まったばかりだったらしい。
圧巻!96の時の書があったが、お題が「正念場」96でこんな言葉がでるだろうか?
絵画もそうだが、ある集注の深さに入るとスーっと何かが動き始める。
随所随所に書いてある一政自身の言葉がまた素晴らしかった。

次に横にある加賀の千代女の俳句館へ。
こちらは情報量も多く、現代らしいしつらえになっていた。

そこから皆でコーヒーを飲んで、角南さんと別れ、佐藤さんたちと観光へ。
目指すは白山ヒメ神社へ、お土産もここでそろえてもらって、参拝する。
内観稽古者とまわるのはすごく面白い。普段、自分が発見していないところまで細かくとらえて楽しんでくれているようだった。

それから外側環状から卯辰山経由で道場へ。通り道は紅葉が素晴らしく、度々減速しながらの車行脚であった。
道場でコーヒーを飲みながら談笑して、東茶屋街を練り歩くことに。
歩いて五分で情調ある街並みが出てくる。
なんだかすごい人だかり、だいぶ客足がかいふくしたみたいだが、それにしてもすごい数の人、関西からのサンダーバードも東京からの新幹線もほぼ満員だったらしい。
ニュースでの大阪・東京の感染状況の話は深刻だが、目のあたりにしている風景はそれとはまったく違う世界の出来事のようだ。

東山散策を終えて腹も減ったので、近くの回転寿司屋へ行くことにした。
すしくいねえだったかな?すいていたせいかネタも上手く、相当満足。
それから今度は近江町へ向かい、エムザ裏に在る喫茶店でコーヒーを飲みながらまたしばし談笑。
それから金沢駅まで佐藤さんを送り、また東京でと挨拶をし別れた。

昨日のきょうに続いての濃厚な一日であった。
初めて地元を観光した気分。行きなれた場所であっても人が変わると新鮮な発見が山ほどある。初めて訪れた場所もあったりで、こちらもずいぶん楽しませていただきました。
やはり誰とどこで何をするかで全然変わってくるものだ。
愉しんでもらえたようで本当に良かった。

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