before after vol.16 竹の伐採 真竹

 さあ、今日の現場はこちら。

昨日の話では用水を渡って向こうの林から竹を取ってくる予定だったが、思った以上に水かさが深く、持っている長靴では対応できないので、急きょ近くにあった神社で竹をとらせてもらうことに。


この裏手に林があり、その向こうに用水が横に走っている。


立派な鳥居の横には立派な杉の木が。
お参りして竹を取らせてもらうことにする。


鳥居を抜けて、ここの林の竹を取らせてもらうことにして、叔父から段取りを聞かせてもらい、竹の裁き方・道具の扱い方を習う


竹の向いている方向にのこぎりで10mmほど切れ目を入れ、反対側から引いていく。
すると進行方向に倒れる。根元を引っ張って完全に倒し、4尺寸で切り刻み、上の方の節から出ている枝やササはのこぎりの背で落とすか、ハサミで切って処理していく。


出たごみは一か所にまとめて自然に還ってもらう。


直径にして4cmほど。高さは4尺に揃えるが節ギリギリのところで切る。
そうすると蓋になるので上に向けて建てる。
筒上になっている方を上に向けて建てるとそこに雨がたまってしまうからだ。
百本くらい切ったところで、山なりがして一雨来そうな気配なので、今日はこれで終了。
のはずが、急に男結びを覚えろというので習うことに。今度は庭師に弟子入りのようだ。
男結びというのは遊びのない結び方らしく。竹垣を組む時に必要らしい。
親方のやっていることを全て真似しろ、といきなり叩き込まれるが、なんせこの男、口が悪い。何度もダメだしされ、アホだの馬鹿だのいろいろ言われる。
そろそろうるさくなってきたので、手本を動画に収めて家で練習することにして、弟子入りタイムは終了。ほんとにうるせえ。こりゃ一回結婚失敗するわけだ、とは死んでも言えない。
まあ、そんなこんなで大体は材はそろった。
神社の周りも綺麗になったので神さんは喜んでいるかもしれない。
雨が降る前にさっさと引き上げることにして、一旦叔父の家に行くことにする。


お目当てはこれ。ロケットストーブ。
床下暖房でオンドルを考えたが、北陸の湿気にはどうにも難しいみたいなので、
代わりにこれはどうだろうか?と。これなら廃材でもちょっとの材料で火がたけるし、それを熱源にしてお湯をわかして配管につなげば温水式の床下暖房ができる。
後は配管の材料と断熱材とポンプがあれば自作で行けそうだ。
なんせ石油でも電気依存でもないところがいい。
畳をめくって床下の施工はめんどくさいが、どうせ春先には母屋の方も防水シートと除湿剤で床下をやらなきゃいけないので、それに合わせて施工しようと思う。
それまでは情報集めだ。


今回集めた材は腰かけの裏において乾かすことにする。
本格的にくむのは来年の四月だが、それまでに一回模擬で組んでどういう感じがつかむことにしよう。
そうそうさっき習った「男結び」も練習しなくてはいけない。

しっかりやっておかないとまた何をいわれるかたまったもんじゃない。

しかし、次から次と色々な人の弟子にさせられているような気がする。

弟子にさせられる才能があるかもしれない!がそれっていったいどんなだ。

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