before after vol.15 竹の伐採 篠竹

 今回は竹垣用の竹を取りに山にきた。

先ずは叔父と寸法図を広げて打ち合わせ。何がどれだけ必要かを相談しいい案にまとまったので材になるべく竹を見に行くことにする。
目の前に広がっているのは篠竹の林。



この柔らかくしなるので、表に三本セットで組み、裏に太い竹一本で組んでいくことにしたので、細い竹の方だ。とにかくたくさん本数が必要なので、車でドライブがてら山を見回り、林を見つけては伐採し、トラックに積み込む。



節から出てるササを山道具でむしり、はさみ、のこぎり、山刀でささを落として、4尺できる。ごみはまとめて崖下に捨て自然に帰ってもらう。



こちらは孟宗竹の林。
表面からろうが噴き出るらしく、白っぽくなる。直径は太いが今回はこれは使わない。
ろうを落とす磨きが大変だし、あまりいい色にならないらしい。
さっきの篠竹が女だとすると、こちらは間違いなく男、対にはなるがなんというか男臭すぎて少しくどい気がする。
ということで見送り。


こちらは真竹の林。竹細工などに使われるのはこちら。
さっきの孟宗竹とは違う感じでこれも男という感じがするし、篠竹とも合そうなのでこちらを使うことにする。
今日の作業はこれで終わり、明日はこの真竹の伐採をすることにして終了。

この横に部落と部落を通すようにずーっと用水が走っていて、その横沿いにこの真竹が群生していて、雪が積もると用水にかかるらしく、どのみち毎年切っているらしい。

だから、取って行っても全然問題ないらしく、むしろどうぞどうぞ!という感じらしい。

部落の人間に話はつけてあるとのことだった。明日は用水に入ることになりそうなので長靴を用意することにして、午後から雨だから午前中にやっつけてしまおうということで話がまとまり叔父と別れて帰路についた。

さあ、午後からは着物に着替えて仕事である。








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