before after vol.13 茶室 床の間&水屋

茶室の仕上げがやっと終わった。
今回は残っていた床の間と水屋。
40キロ注文した珪藻土は少し余るくらいでなんとか仕上がった。



障子と襖が入っていい感じ。
柱や棚、鴨居に敷居などの木建材はすべて蜜蝋ワックスをスポンジで塗り上げ終了。
床の間二の床柱の虫食いがすごいので皮をすべて剥がして柿渋としょうのうの渋炭なるものを塗ってもいいかもしれない。


飾障子などの細かいところはぎりぎりまでこてを押し当て内から外に向うように滑らし、段差を塗り上げ、細かいところは刷毛で仕上げる。
刷毛の仕上がりもなかなか面白くて、今度、機会あったら一面刷毛で塗っても面白い。



自分でいうのも変な話だがなかなかの仕上がりだと思う。
左官屋二軒にスカウトされてしまった。
プロの仕上げ方には色々な種類があるらしいので、まだまだ程遠いが素人にしては綺麗な方だろう。
まあ、前回でも書いたが身体ができていればなんでもできる、という事の一つの証明になったと思う。

内装はだいたい以上だが、あとは細かいところで玄関の照明のリペアと廊下飾窓の障子の間にガラスを張りたい。冊子をどうこしらえるかが問題だが何とかなるだろう。

後は外壁、と床下吹き抜け口をどうするかだが、吹き出し口はホームセンターでも売っているし、来年中に何とかなるだろう。

お披露目は今年中にして使用は来年初旬から稽古場として再出発できそうだ。
愉しみである。

 

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