冬支度 その三 コロナ

段々と寒さが増し10度を下回る日も増えてきた。
日中はまだ過ごしやすい日が多いが、木枯らしも舞い、これで霙が降ってこようものなら金沢の秋である。曇り空が増し12月頃に初雪が降れば例年通りといったところだろうか?

せめて合同稽古会が終わるまではそんなに寒くなってほしくないが山の天気だ。
きっととてつもなく寒い。
道場もやはり山の中なので寒い。
茶室は床下からの湿気対策はしたものの母屋はやはり寒く、廊下や縁側に畳や毛氈は引いたが、本格的に暖房器具の出番である。

茶室にはffファンヒーターを設置。
これで玄関側に障子をいれればいくらか増しになった。
というか大分暖かい。南縁側の方まで風が回っているようだ。
なかなか優秀。


母屋指導室一には火鉢を入れてみたものの身体は温まるが部屋は温まらない。
使っている炭がいいせいか夜に灰を被せておけば朝に灰を出すとまだ燃えている。
やはり火が見える生活はいい。
煙も少ないので一酸化炭素中毒の心配はなさそう。


とはいえ、各部屋に暖房器具を入れての生活はコストがかかりすぎるのし、あまりものも増やしたくない。薪ストーブでも入れたいところだが、それをやるには外壁を剥がして断熱材をいれる必要がある。
とりあえず今年は様子を見ようと思っていたが、会員さんが鼻をすすってばかりいるのもアレなので業務用ストーブを買って置くことにした。


調べてみると最近の業務用ストーブは性能もコスパもいいものが多く、家庭用ストーブよりも断然いいらしい。灯油は18Lと大容量だが最初に最大火力にして家全体を暖めてから最少火力に持っていけばエネルギー効率はかなり節約できるらしい。
このストーブは天板が熱くならないタイプで火芯と天板の間にファンがついているのでストーブの熱で回り風が全方向に回るので、指導室二の真ん中において全部屋ふすまや戸を開けて使用してみたが、暖かい空気が家全体を包むのでなかなかいい。
31畳タイプと迷ったが値段も5千円ほどしか変わらないので思い切って上限44畳タイプのやつにしてよかった。
応接間の方まで空気がいくのはかなり助かる。
色々と出番が減る暖房器具も増えそうな予感。
形はアレだがまあ仕方ない。
これで外見もトヨトミ社のランタン型とかだったらもっといいんだが。

事務所と台所以外は先ほどの大容量のやつで事足りそうだが、事務所にはこれ。
コアヒートというやつらしいがこれもかなり暖かい。

ここまで揃えて気付いたがこの三点、すべてコロナ製品なのであった。
これに気づいて大爆笑してしまった。いや、失敬。



世間ではコロナを嫌っているが内ではコロナが大流行なのであった。















 

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