ルーツ

今年に入ってからなにかと自分のルーツ・先祖達の話しを聞くことが多い気がする。

私の母方は山田性だが、これは祖母の性であり、祖父は杉浦性で終戦後、マスオさん状態で山田に婿養子に来たらしいだ。
祖父方の杉浦性は金沢~富山間の土山に多く見られる性であり、杉浦万兵衛という豪族が有名でその土地を任せられていたらしい。

この間、杉浦の親族の方に色々と教えてもらう機会があった。その方も若いころにやはり自分の出自に興味をもって色々と調べて回ったらしい。

簡単にはしょると杉浦は元々は杉本氏と三浦氏が合併して名乗りだした性であるらしく、(杉本氏、三浦氏共に今の名古屋近辺の豪族であったらしく、名古屋と岐阜の間に杉浦性もが多いのもその関係であるらしい。)
元々は平家関係側だが壇ノ浦の戦いで滅亡し、源氏方に仕えて木曽義仲とともに北陸入りしてその時に山間部に根城を築き、北陸攻めの拠点としたのが土山であるらしく、その後前田利家が加賀入りしてからもその地域一帯に長いことすんでいたらしい。というような話だったが、ネットでも詳しく載っているウェブもあるし、それ歴史専門方もいるようなのでいつか詳しく話を伺ってみたいものだ。

二俣あたりに行くとなんだか懐かしい気がしたのも其のせいだったかもしれないな、と。
こじつけかもしれないが。

遠藤性の方も詳しく調べれるサイトもあるので色々調べて回ると面白かったが、私の父の出身は福島の郡山で遠藤性が一番多い地域であるらしく、長年の疑問だったが少しずつ謎が解けてきた。

簡単にいうと、どうも都落ちして福島まできた説と千葉の豪族が養子にもらったのが遠藤さんでそれが始まりとする説とかいろいろあった。
ルーツをたどれば藤原氏。
藤原と平家も縁深い。

遠い藤原で遠藤なんだが、家の家紋は茗荷門で茗荷に縁の深いのは秦氏の広隆寺が有名で、祭神はまだら神という神様らしく興味深い話がどんどん出てくる。
小学生の頃、マダラという漫画に夢中になっていたことも思い出した。

丁度、京都に行ったとき長いこと宿を取っていたところが太秦で、ここは秦氏の所縁の土地。
歩いてすぐのところに広隆寺もあったので行ってみたことがあるし、
遠藤さんの住んでいたところに大阪の梅田北らへんというはなしもあったが、私も10代後半よく遊んでいたところが、だいたいその近辺だったりとなんか色々繋がってくる。

結局、自分の意志で決定して行動していたようでも、実のところ先祖の血に導かれただけのことだったのかもしれないな、と今にして思う。
不思議でならない。

そういえば新潟市に遠藤さんを神様にした神社があるらしい。
なんでか知らんが商売の神様らしい。

稽古場繁栄を願って今度参拝してこようか?
なにか感じるものがあるかもしれない。







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