家事ササイズ

家事×エクササイズ=家事ササイズ。

ついでに断食道場+でどうだろう?これ流行らないかな。

断食したあとで身体を家事で鍛練しながら料理を覚えるエクササイズ。一石三鳥くらいになりますね。

この間テレビで拝見したお宅は綺麗な3LDKの新居。床にはお掃除ロボットが台所はシステムキッチンに食洗機。ペレットストーブも配備で燃料は自動的に補給される。

まさに今の時代の忙しい夫婦共働きに相応しい住まい。憧れる人も多いだろう。

ただ最近の悩みは運動不足で身体が鈍ってきたので、夫婦で流行りのライザップかヨガでもしようか悩み中らしい。

そこでこんなことを思い付きました。

10キロ位の鉄のエプロン着けて、銅鐸でも佳い。縄文文化に触れて尚、よし。

20キロ位の鉄の包丁、同じ位の重さのフライパンや鍋で鍛練、理想のスリムボディーへ。

掃除に使うホウキもとにかく重く、ちゃんと水平にほこりをはけないと束から電流が流れる仕組み。まさに命がけの掃除。

茶碗洗いは一つの食器もだいたい10キロ。もちろんバランスボードやボールに乗った上で行う。乗馬マシンでも代用可。

床の水拭きはランニングマシーンみたいに動く床、時速10キロ位で動けないと床に負ける。勿論発電機付きで、運動しながら蓄電できるので地球にも優しい。

何て事を年始早々思い付いたわけであるが少々おふざけが過ぎただろうか?

趣味や慰安にかける時間はあっても労働や家事にかける時間はないのが現代人。

身体を使わないように利便性を追求して文明を作って来たわけだが、そうなると頭ばかり使うようになって身体が怠けると、健康のためにジムに行っては動く床の上ばかり歩いている。
そしてその動く床は電気で回る代物である。

どうせ動くなら発電できる、エネルギーを生み出す運動がいい。
そうすれば何も消費しない。

肉体労働から身体を解放したら今度は健康を求めるために身体を使うようになったと訳だが、労働や運動は消費するものでなくエネルギーを生み出すものだ

だから健康は労働が作り出していたと言っても過言ではあるまい。そこに雇用関係や派閥、過重労働とかが絡んでくるから話しはややこしくなる。
どちらにしてもどうも近代文明における身体観は滑稽で片寄っている。
そりゃ病気か健康かだけを身体に求めることになるだろう。

ということで家の中でできる運動ということで家事ササイズを思い付いた訳であるが、
世の中の主婦に反感を買うのは間違いないかもしれない。

だが、エクササイズでも筋トレでもストレッチでもなんでもいいが、身体を育てるなら昔の労働を思い出してほしいのだ。

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