着物相談会のご案内

日程が決まりましたのでお知らせします。

4月30日の日曜日、14時から「ふく拵え たてや」さん 店主の裁縫師 二木彩香さんをお招きして着物相談会を催そうと思います。

この機会に野袴・稽古着を仕立てたい方はいい機会です。
僕も仕立てて頂こうと考えております。

別に稽古着をお考えでない方も、例えば家にある反物や帯を何とかしたい、和服の下着が欲しい。
といった着物に関する相談会なので、この機会に色々和服に関する活用案などを知るいい機会になると思います。

僕らの身近であった和服・着物が着られなくなり、ある種お金持ちのステータスになったり、特別な晴れ舞台の時に着るだけなど、何か特別な習い事をしていないと着られないようになり、なんだか遠い存在になってしまいました。

和服はもともと日常着であり、労働用の着物もあったりととても様々なヴァリエーションがあったものでした。それこそ地域ごとに素材や織・染の方法が確立されていたり、同じものでも色々な名称で呼び合ったりと様々な展開を見せていたのでした。
そして、どの家庭にも裁縫箱があり、針を使っての縫物は女性にとって日常事だったと言います。火鉢のそばで縫物をしている母親や祖母の姿などは今や映画の中でしか見られないかもしれません。

そんな時代に裁縫師として身を立てている二木さんのお話や相談会は
着る物、何を着るか?身体が喜ぶ着物とは?を超えて、「着ること」や「縫うこと」、素材の選び方や、手入れの仕方。あるいは着物を受け継ぎ、次世代に渡していく事、というような広がりのあるお話になるんじゃないか?と勝手に思っています。
一つ一つを丁寧に縫って仕立てていくこと。そこには効率優先さを超えた別の価値観があるように思います。そんな事を改めて考え直す場になるかもしれません。


この機会に是非、着物の世界の奥深さに触れてみてください。

相談者はお一人ずつ先着順となりますが、横でご覧になっても大丈夫です。ただ駐車場が三台までなので早いもの順となります。
満席の場合や採寸の方はお近くの金沢信用金庫さん駐車場かラウンドワンさん駐車場に停めていだだいても大丈夫です。







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