白山稽古会

今日は珍しく土曜の午後に予定があいたので白山稽古会に顔を出すにした。

この稽古会はずいぶん久しぶりに参加。
ひょっとして五年ぶりくらいではなかろうか? 以前は京都稽古会と丸かぶりの日程だったので参加できなかったのだ。

しかし、担当のSさんが京都に落ち着いたこともあって日程が月の中旬にずれた。
そこでたまたまこちらも都合がついたので参加することにした。久しぶりの方にご挨拶。

僕のところに個別指導を受けに来ている、来ていた人もちらほら。
最近顔みてないなーと思っていたらここに来ていたのか?と懐かしい顔もあった。

参加者は皆、感覚がいい。
基礎がしっかりできているという事だろう。
欲を言えば身体ができていれば、もっと深いところに入って行けるのかもしれない。
ゆるゆると進む稽古会に緩急あり動中の静在り。静中の動あり。
笑いありと、詰まることなく淡々と進む。
皆、楽しそうだ。今日は珍しく参加者が多く、いつもは少ないらしい。
だがさすがSさん、年季の賜物である。
進行の仕方など勉強になった。

これに比べると僕の稽古会はいつも少人数で稽古してるので丁寧だろうが、少し硬く細かいのかもしれない。そこがいいと言ってくれる人もいるが、やっぱりそんなにきっちりと教え込まなくてもいいのだ。自分の感覚に目覚めれば自然と育っていく。
少し、イデオロギーの方に偏っていたかもしれないなあ。整体の思想の方を教えようと躍起になっていたかもしれないと、気づくこと多々あり。

やはり人の稽古会に参加すると勉強になる。
同じ師匠から習ったことでも、この人はこういう切り口で調理する。あの人はこういうとらえ方で調理する。その人その人でとらえ方も組み立て方もそれぞれ。なのに共有できるからすごいのだ。

一つの¨場¨が出来てしまう、そこが整体の稽古の本当に面白いところだ。
行ってよかった。もっと石川県に、いや北陸に稽古者が増えるともっといい。

やはり日本海稽古会だな。
SさんやYさんと共催できるよう頑張らねば。

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